耐震補強・改修工事

阪神淡路大震災から東日本大震災、熊本地震、大阪府北部地震と大きな地震に見舞われ、さまざまな被害を目のあたりにしてきました。こうした状況の中で、構造物の耐震化や免震構造といったことが、さらに重要視されるようになりました。日々生活している環境が地震で失われてしまえば、被害をさらなるステージに引き上げてしまうことになりかねません。そうならないようにするためにも、地震に耐えられる構造にすることが重要なのです。
弊社では主に学校や公民館などの公共施設への施工を請け負っております。地震が起きた際の避難場所にもなる施設ですので、スタッフ一人ひとりが「人と街の安心・安全を守る」という使命感と誇りを胸に、それぞれの業務にひたむきに取り組んでおります。

■各種あと施工アンカー
■スパイラル筋設置
■型枠組み立て
■無収縮モルタル充填工事など

切断・穿孔工事

切断・穿孔工事(カッター工事)とは、ダイヤモンドの硬度特性を利用してコンクリートやアスファルトなどを削ることによって、切断またはコア(孔)を穿孔する工事です。これらの工法の特徴としては、ほかの工法とは比較にならない程の低騒音施工・無振動施工を可能としています。切断(穿孔)刃(ブレードおよびコアビット)にはダイヤモンドの砥粒を取り付けて使用します。施工原理としては、被削物に対して専用の機械によって高速で回転させたブレード・コアビットを接触させ、その接触部分を削り取るという仕組みです。

■ダイヤモンドコア
■ハンマードリル穿孔
■ウォールソー
■ワイヤーソー
■ワイヤーソー切断など

補修・補強工事

地震対策のひとつとして、外壁の補修や炭素繊維シートなどを使用した補強工事が挙げられます。鉄骨や鉄板を使用した耐震工事よりも比較的手軽に対策をすることが可能です。小さなひび割れやタイルの浮きなどが地震などの影響で大きな事故に繋がることもございますので、こういった部分的な地震対策も非常に重要であるといえます。
社会インフラの補修および補強に関する工事を通して、地域に根付いた活動で社会貢献に努めています。

■シリンダー補修
■ピンニング補修
■Vカット補修
■炭素繊維補強など

表面処理工事

表面処理工事はコンクリート構造物の劣化防止や保護を目的とした補修工事の前工事として実施するものです。コンクリートの表面には汚れや苔、雑草などが付着しております。それらが付着していると、コンクリート打ち継ぎの際に接着強度が衰えてしまいます。一方、磨きすぎても接着強度は弱まってしまいますので、ブラスト処理を行ない適度な凹凸をつけて接着強度を高めます。

■バキュームブラスト処理
■ウォータージェット処理など

一般住宅向け外構工事

お住まいを彩る、各種外構エクステリア工事にも対応しております。駐車場から土間打ち、フェンスまで外構工事のことならなんでもご相談ください。
外構工事においては、地盤をしっかりと形成することが大切です。カーポートの取り付けをしたりアスファルトを引いたりする際に、地盤がゆるいと歪みの原因になってしまうからです。そういったトラブルが起きないよう、プロとして責任をもって施工をする弊社にまずはお気軽にご相談ください。

■植栽
■剪定
■駐車場造成
■インターロッキング敷など

検査・試験

あと施工アンカーは、コンクリート建造物に対する機器、看板、構造物の固定方法として広く普及しています。その固定された構造物が落下、あるいは転倒しないよう、あらかじめアンカーの設計荷重を満たしているかを引張試験で確認することができます。
施工管理状態の品質を確認したり、改修工事・耐震補強工事におけるあと施工アンカー工事での鉄筋切断や埋設物の損傷事故を防いだりするために、事前に鉄筋の配筋状態やかぶり厚などの調査を、構造物を破壊せずに行ないます。

■あとアンカー引張試験
■既存躯体鉄筋探査など